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軽量化した太陽電池モジュール(左)と同社従来品(右)
軽量化した太陽電池モジュール(左)と同社従来品(右)
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構造
構造
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 フジプレアムは、軽量化した太陽電池モジュール「希」を太陽電池の展示会「PVJapan 2011」に出展した。ガラスの厚さを同社従来品の3.2mmから0.8mmに薄くするなどして、モジュールの重さを同社従来品の17.0kgから8.2kgへとほぼ半減させた。モジュールの最大出力は従来品と同じ215Wである。2012年2月末に発売する。

 ガラスを薄くできたのは、化学強化ガラスを使ったためである。ガラス表面のNaをKに置換すると、表面に圧縮応力層ができて強度が高まる。通常のガラスでは、表面に傷ができると裂けるように割れてしまう。これに対して化学強化ガラスは、圧縮応力層が表面の傷をふさぐように作用して割れにくくなる(関連記事)。この技術は、携帯電話機などが搭載するガラスに使われている。

 フジプレアムは現在、化学強化ガラスを使ったモジュールの評価を認証機関で実施中である。順調に進めば、2012年2月末に試験結果が判明するという。社内の試験では、実用化に必要な条件をクリアしているとする。