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(図1)「エアカウンターS」
(図1)「エアカウンターS」
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(図2)エアカウンターSの使い方
(図2)エアカウンターSの使い方
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 エステーは2011年12月7日、家庭で簡単に放射線量を測定できる放射線測定器「エアカウンター」の後継機種「エアカウンターS」を開発し、2012年2月3日から出荷を始めると発表した(図1、ニュースリリース)。同社はエアカウンターを2011年10月に9800円の低価格で発売したが、生産が需要に追いつかず品切れ状態が続いていた。エアカウンターSでは価格を7900円に下げ、新たな機能も追加、量産体制を整えて発売する。初回出荷数は10万個を見込む。全国のドラッグストア、ホームセンター、インターネット上の通販サイトで販売する。

 エアカウンターSでは測定時間を、現行機種の最長約5分から最長2分に短縮した。放射線を感知するたびにブザーが鳴る機能を追加した他、10秒経過するごとに直前の約1分間の平均値を計測終了後に表示する機能も搭載した。

 使い方は簡単だ。自宅や家庭菜園の畑、公園の砂場など測定したい場所に立ち、地上から約1mの高さで測定器が水平になるように構え、測定ボタンを押す(図2)。すると、空気中のγ線を0.05~9.99μSv/hの範囲内で測定できる。

 測定機内に放射線が入ると半導体センサが反応し、発生した電荷を信号に変えてカウントする仕組み。時間当たりのカウント数を放射線量の換算式に入れ、どれだけ人に影響があるかを示す単位である毎時マイクロシーベルト(μSv/h)で表示する。半導体センサの新技術はタカラトミーから提供を受け、タカラトミーアーツ(本社東京)と共同で同技術を新製品に生かした。

 1日1時間の使用で約2カ月間使える(単3形アルカリ乾電池1本を使用)。連続使用の場合は約60時間。