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 英国の市場調査企業Informa Telecoms & Media社は、一般のブロードバンド接続で配信される動画(over the top TV-OTT TV)の全世界での視聴者数が2013年に通信事業者の専用IP接続で配信される動画(internet protocol TV-IPTV)の視聴者数を超えるとの予測を発表した(発表資料)。同社によると、インターネット接続を備えるテレビやセットトップ・ボックス、ゲーム機といった端末でOTT TVを見る視聴者は2015年までに全世界で3億8000万人に達するとみる。英国放送協会(BBC)の「iPlayer」のほか、米Netflix社や米Hulu社などが手掛けるようなプロが作成した動画の配信サービスの充実が原動力となり、OTT TVの視聴者数は急速に増加するという。一方、2015年でのIPTVの視聴者数は1億6300万人と、OTT TVの視聴者数の半分に満たないと予測する。

Informa社によれば、既にOTT TVの視聴者数の増加が顕著になってきた市場が出てきたという。例えば、英国市場では2011年12月現在でOTT TVの視聴者数はIPTVを超えたとする。2015年には英国におけるOTT TVの視聴者数が2700万人に達するのに対し、IPTVの視聴者数は360万人にとどまると同社は予測する。