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 米Marvell Technology Group社は、ZigBeeトランシーバを内蔵した英ARM Ltd.のプロセサ・コア「Cortex-M3」ベースのSoCである「88MZ100」を発表した(発表資料)。88MZ100はホームオートメーションやLED照明制御などに向けた製品である。

・32/64MHz駆動のCortex-M3 MCU。160KバイトのRAMに6チャネルのDMAコントローラや2チャネルタイマー/5 PWM/16ビット ADC/10ビット DAC/2 UART/2 SPI/2 I2Cといった周辺回路に加え、最大31のGPIOを搭載
・IEEE802.15.4-2003/2006準拠の2.4GHz帯トランシーバと認証取得済のZigBee Proスタック
・2V~3.6Vの電源供給に対応したDC/DCコンバータ
・Cortex-M3コアとQSPI I/Fで接続される512K倍とないし1MバイトのSerial Flash
といった特徴を持つ。従来ならば4チップ構成となっていたものをSoCの形でワンチップ化したものである。これにより、ZigBeeを使ったLED照明制御などのアプリケーションを、低価格かつ効率的に構築できると同社は説明している。

 88MZ100はこれまで同社がWi-Fi/Bluetooth向け製品に提供してきた2.4GHz帯の技術を応用したもので、-104dBmという高い感度を実現している。またスタックが提供するAPIは、同社のWi-Fi/ZigBeeゲートウェイ経由での照明制御に対応したものとなっている。

 また同社は同時に、「88MC200 MCU」も発表した。こちらは802.11n対応SoCであるMarvellのAvaster 88W878xなどと組み合わせて、Smart Energyソフトウエアスタックを実行するためのものであり、冷暖房制御/冷蔵庫や自動皿洗い機、洗濯機などの白物家電/電力監視/照明制御/スマートメータといった幅広いアプリケーションに向けたものとなっている。

 88MC200は最大200MHz駆動のCortex-M3 MCUに512KバイトのSRAMとQSPI経由のSerial Flash、オンチップDC-DCコンバータを搭載するほか、最大60のGPIOやマルチチャネルPWM、2 ADC/2 DAC/2 アナログコンパレータなどの周辺回路やSPI/I2S/I2C/UART/USB OTGなどの通信I/Fと128ビットのAESハードウエアを搭載する。

 88MZ100は48ピンQFNパッケージで、88MC200は64/80/100ピンのQFN/LQFPパッケージでそれぞれ提供される。