米Intersil Corp.は,+4.5~40Vの電源電圧で動作するオペアンプを四つ集積したIC「ISL28407」を発売した。いわゆるクアッド・タイプのオペアンプICである。消費電力が低く,直流(DC)精度と雑音特性が高いことが特徴である。特に,直流精度については,入力バイアス電流の温度ドリフトが0.3pA/℃(-40~+85℃の動作温度範囲においる最大値)と小さい。同社によると,「競合他社のクアッド品に比べて,約30%小さい」という。分解能が12~24ビットの工業用プロセス制御機器や計測器,データ収集機器などに向ける。
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