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写真●2011年9月に発表したスペクトラム・アナライザのフラッグシップ機「R&S FSW」シリーズ
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 ドイツROHDE & SCHWARZ社の日本法人であるローデ・シュワルツ・ジャパンは、計測器のメンテナンス費用を3年間ゼロにするサービスを2012年2月1日に開始した。計測器業界において、「複数年の修理保証と校正サービスを無償提供するのは我々が初めて」(ローデ・シュワルツ・ジャパン)という。

 同日以降に日本国内で購入したROHDE & SCHWARZ社の新製品に対して、3年間の修理保証と校正サービスを無償で提供する。対象機器は、顧客が日本国内で購入した約250種類のROHDE & SCHWARZ社製の計測器。ただし、オシロスコープのプローブや、アクセサリなどの消耗品、「R&S CMW500」を含むシステム製品の一部は対象外となる。

大きな負担になっていた維持管理費用


 ローデ・シュワルツ・ジャパンには長年、顧客から「計測器の維持管理費用を低減したい」という要望が寄せられていた。計測器を導入すると、購入費用はもちろんのこと、その後に発生する修理や、定期的に実施する必要がある校正費用などの維持管理費用がその割合の多くを占めることになっていた。

 こうした計測器の維持管理費用を低減するために、同社はメンテナンス・サービスとして、3年間の修理保証および校正サービス(購入の翌年からの2回分)を無償で提供することを決めた。景気悪化に伴う設備投資の抑制などにより、「最近では計測器の校正を行わないケースが増えている」(同社 代表取締役社長の笠井伸啓氏)ことも今回のサービス開始の背景にあった。

 笠井氏は「コスト負担を低減することで、新規投資を促すと同時に、品質向上にも貢献できる」と、他社に先駆けて計測器のメンテナンス費用を無償化する意義を強調する。校正サービスの無償化に伴う需要増大に対応するため、ローデ・シュワルツ・ジャパンはサービス・センターの規模を2倍以上に拡張する予定である。