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「ファルコンウィング・ドア」を採用
「ファルコンウィング・ドア」を採用
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3列シートで7人が乗車可能
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 電気自動車(EV)ベンチャーの米Tesla Motors社は2012年2月9日(米国時間)、同社では3車種目となるEVの新型車として、SUVタイプの「Model X」を発売すると発表した。2月10日(米国時間)から予約受付を開始する。「従来のミニバンよりも高機能で、スポーツ・カーよりも高性能、SUVよりもスタイリッシュな車に仕上げた」(同社 CEOのElon Musk氏)。2013年下期に生産を始め、2014年上期にまずは北米で納車が始まる予定。日本での納車開始は北米よりも後になる見込み。価格は未定だが、「同等クラスのプレミアムSUVに負けない価格に抑える」(同社)という。

 Tesla社は発表に併せて、米国カリフォルニア州にある同社デザイン スタジオで、Model Xのプロトタイプを披露した。3列シートで7人が乗車可能。前後2カ所に積荷スペースを設けており、後列のドアには上方に開く「ファルコンウィング・ドア」を採用し、乗車しやすくした。前方と後方にそれぞれモータを載せ、パワー・シフトを柔軟に行えるようにするDual Motor AWD機能をオプションで提供する。停止状態から96km/hまで5秒弱で加速できる。

 この他、車両情報の表示やマルチメディア処理、無線通信などの機能を備える、17型のダッシュボード一体型のタッチ・スクリーンを搭載した。

 Tesla社はこれまでに「Roadster」を発売し、「Model S」を2012年内に発売する計画である。このうち、Roadsterは2500台の限定販売で、2011年末時点で2100台を販売した。Model Sは2012年に北米で5000台を納車予定で、既にその分の予約は埋まっているという。全世界では8000台分の予約を受けており、日本での納車開始は2013年になる。Model Sは今後4年間で8万台の生産を計画している。

 同社は搭載する車載用Liイオン2次電池について、Roadsterでは電池メーカー大手5社から、Model Sではパナソニックから調達したとする。今回のModel Xの調達先は明らかにしていない。