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今回の製品の評価ボード 赤矢印の先が今回の製品 NXPのデータ。
今回の製品の評価ボード 赤矢印の先が今回の製品 NXPのデータ。
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 オランダNXP Semiconductors N.V.は、2012年4月19日(現地時間)に、DSPベースのAM/FMワンチップ・チューナーICの新製品「TEF664x」を発表した(ニュース・リリース)。BRICsを含む途上国向けに、シングル・チューナのカー・ラジオを生産しているOEMなどを狙う。こうしたマーケットではより一層の低価格化と高機能性、開発の柔軟性が求められており、このような要求に応えられる製品だとする。

 TFE664xはLow-IFのAM/FMチューナーと、ソフトウェア・ラジオ処理用のDSPなどを1チップに収めたIC。同様な構成で同社が2011年から供給を開始しているIC「TEF663x」の後継製品にあたる。両製品とも、アンテナ入力からオーディオ出力まで、RFを含めて完全にCMOSで構成していることが特徴。TEF664xはHDラジオあるいはDRM(+)には単体では対応していないが、コプロセサとして例えば同社の「ASF356x」などを組み合わせることで対応可能になるという。

 TEF664xは既存のTEF663xファミリーと互換性があるため、既に開発されたTEF663x用のフロントエンド・ハードウェアや制御ソフトウェアをそのまま利用できるとしている。車載用電子部品の品質規格「AES-Q100」に準拠する。今回の製品(TEF664x)は既にサンプル出荷を開始しており、量産開始は2012年第2四半期を予定する。リファレンス・デザインや評価ボードも同社より入手可能である。