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今回の製品のブロック図 Freescaleのデータ。
今回の製品のブロック図 Freescaleのデータ。
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 米Freescale Semiconductor, Inc.は2012年4月24日(現地時間)に、自動車向けMCUの新製品「Qorivva MPC5746M」のサンプル出荷を開始したことを発表した(ニュース・リリース)。パワートレイン向けのMCUで、「最近のパワートレインに要求される安全性とセキュリティを満たす」と同社は説明する。

 200MHz動作のPowerPCコアを四つと、4Mバイトのフラッシュ・メモリを集積している。55nmノードのNVM(non-volatile memory)プロセスで製造する。2012年末までに、最大300MHz動作のPowerPCコアを四つと8Mバイトのフラッシュ・メモリを集積した品種を追加する予定だという。

 ISO 26262に対応した安全システムを構成可能なように設計しており、ASIL-Dをターゲットとするアプリケーションを構築できるとする。内部のロジック回路およびメモリ用のBIST(build-in self test)回路は、安全関連回路やロジック回路の不良を見逃さないように設計したという。また、クロックや電源供給/配分に関しては、これを監視する専用回路を内蔵した。

 MPC5746Mは自動車制御向けMCUとして同社が提供する「Qorivva MPC57XXファミリー」(Tech-On!関連記事)の最初の製品であり、Qorivvaは今後、自動車のシャーシ/安全性/車体制御/パワートレイン制御/ハイブリッドといったラインナップを整えていく。