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今回の製品の実行イメージと成果物のイメージ STMicroelectronicsのデータ。
今回の製品の実行イメージと成果物のイメージ STMicroelectronicsのデータ。
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 伊仏合弁STMicroelectronics社は2012年5月14日(現地時間)に、同社のパートナーである仏IS2T社と共同で、Cortex-M3ベースのMCU「STM32」向けにJava開発キットを用意したと発表した(ニュース・リリース)。このキットは、STM32F2シリーズMCUの評価ボードと、IS2Tの「MicroEJ」と呼ぶSDK(software development kit)の評価版を組み合わせたものである。

 IS2Tによれば、MicroEJは世界で初めて組み込みシステム向けにJava OOP(object oriented programming)環境を提供する製品だという。Javaアプリケーション作成/評価/テスト/配布に必要なツール一式とGUI環境、およびこのGUI環境向けのウィジェット・ライブラリやデザイン・ツール、フォントのカスタマイズ・ツール、ストーリー・ボードなども含むとする。今回のキットを使うことで、シロモノ家電製品や産業機器などにおいても、携帯電話機やスマートフォン並みの優れたデザインで扱いやすいGUIを容易に開発できるようになるという。

 STMicroelectronicsから提供されるキットは「STM3220G-JAVA Starter Kit」という名称で、価格は349米ドルで即時出荷可能である。なお、評価版ではなく、フルバージョンのMicroEJ SDKはIS2T(ホームページ)より入手できる。このフルバージョンのMicroEJ SDKに、仏GeeseWare社(ホームページ)の開発ボードとを組み合わせたキットもあり、GeeseWareから入手可能である。GeeseWareの開発ボードはSTM32F2およびSTM32F4のMCUをサポートする。