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工場の外観
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志聖工業・董事長の梁茂生氏
志聖工業・董事長の梁茂生氏
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工場の内部の様子
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 プリント基板(PCB)や液晶パネル向けの製造装置大手である台湾志聖工業(CSUN MFG)は、台中に新工場を設立、5月30日に稼働を開始したことを発表した。新工場には、4億台湾元(11億円)以上を投資、工場の延べ床面積は1万3000m2になる。これは、台中にある同社の既存工場の約2倍の規模であり、工場内には開発センターも設置する。新工場が順調に稼働すれば、年間で約20億台湾元(54億円)の売上を確保できる生産規模になるという。

 志聖工業は1966年の操業。PCB製造向けの紫外線乾燥機、熱風乾燥機、露光機、ラミネータや、液晶パネル製造向けの硬化炉、露光機、UV洗浄機、レジスト塗布機などが主力製品。2011年の売上は約44億台湾元(120億円)で、このうちPCB製造向け装置の占める割合が約43%、液晶パネル製造向け装置の占める割合が約38%。近年では、LEDや太陽電池製造向け装置の割合も徐々に増加している。従業員は約900人で、台湾では最大手の製造装置メーカーの一つである。

 これまで、製造工場は台湾に3カ所(台北、新竹、台中)、中国に3カ所(広州、東莞、昆山)設けていた。今回の台中の新工場は、既存の台中工場はそのままに新設したもの。これまで同社は、中国においての設備投資を積極化していたが、台湾内の優秀な人材活用と関連企業とのサプライチェーンを重視して、台中に大きな投資を行なった。同工場は環境に考慮しているのが特徴。太陽電池を利用したパネル発電システムを利用し、また工場内の多くにLEDライトを使用するなどの工夫を行なっている。