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開発したモジュールの構造図(図:ラピスセミコンダクタ)
開発したモジュールの構造図(図:ラピスセミコンダクタ)
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 ラピスセミコンダクタは、家電のリモコンなど向けに、「ZigBee RF4CE」に対応した2.4GHz無線通信モジュール「MK72750A-01」のサンプル出荷を開始した(ニュースリリース)。ZigBee RF4CE対応の同社製無線通信LSI「ML7275」と無線特性調整済みのアンテナを搭載している。日本国内電波法認証取得済み。顧客は、すぐに電波を飛ばして評価・開発ができ、開発期間の短縮が期待できる。また、内蔵LSIに関する迅速で的確な技術サポートが受けられるとする。2012年5月からサンプルを出荷中で、2012年8月に量産出荷を開始する予定。

 ZigBee RF4CEは、家電用リモコンにおいて、現在主流の赤外線方式に代わって採用が広がりつつある。指向性がなく、リモコンと機器の間に障害物があっても操作しやすく、また、複数の機器の制御、双方向通信やセキュリティ機能などを可能にするといった特徴を持つ。

 今回発売するモジュールの消費電力は、送信時が16mA、受信時が21mA、スリープ時が1.0μAで、IEEE802.15.4準拠のモジュールとしては業界最小クラスという。ZigBee RF4CEとしてだけではなく、IEEE802.15.4MAC、IEEE802.15.4PHYのレイヤで利用可能なインタフェースを備えており、無線リモコンだけでなく、近距離無線ネットワーク全般に使える。

 8×8キー・スキャン回路を内蔵し、最大64キーに対応可能。メモリは、ユーザー開発エリアとして最大2KバイトのEEPROMを内蔵する。オン・チップ・デバグ回路を有しており、エミュレータの「μEASE」と組み合われば、容易にアプリケーション・プログラムの開発ができる。

 通信距離は見通し30m(参考値。組み込む機器や周辺環境によって異なる)。電源範囲は1.8V~3.6Vと、従来モジュールより低電圧側に0.3V拡張した。モジュールの大きさは20mm×31mm×2.7mm。動作温度範囲は-40~+85℃。サンプル単価(税別)は2000円である。