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インテルIvy Bridgeベースの小型組み込みコンピュータ「QDSP-2070」
インテルIvy Bridgeベースの小型組み込みコンピュータ「QDSP-2070」
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インテルIvy Bridgeベースの小型組み込みコンピュータ「KUBEー8090」
インテルIvy Bridgeベースの小型組み込みコンピュータ「KUBEー8090」
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COMPUTEX TAIPEI 2012でのQuanMaxのブース
COMPUTEX TAIPEI 2012でのQuanMaxのブース
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 産業用コンピュータを手掛ける台湾QuanMax社は、2012年6月5日から台北市で開催されている「COMPUTEX TAIPEI 2012」で、インテルの最新のマイクロアーキテクチャ「Ivy Bridge」を採用した組み込み向け小型コンピュータ「QDSP-2070」と「KUBEー8090」の2モデルを公開した。いずれも、プロセサにインテル Core i5/i7、チップセットにQM77を搭載する。

 QDSP-2070は、インテルの「Sandy Bridge」を搭載した現行機種「QDSP-2060」の上位機に相当するモデルで、筐体サイズ(210×35×135mm)から、同社では「1リットル・コンピュータ」と位置づける。メモリはDDR3ー1666/1066/1333を使い、最大8GBを搭載可能。DVI、HDMI、5.1chオーディオ×3などの映像・音声出力を備えるほか、I/Oでは、SATA×2、eSATA/USBコンボ×1、CFスロット×1、USB 3.0×3、1000BASE-T×2が用意される。このほか、Wi-Fiモジュールまたは3Gモジュールのいずれかをアンテナを含めてオプションで装着できる。

 一方のKUBE-8090は、インテルの「Huron River」を搭載した現行機種「KUBEー8080」の上位機に相当するモデル。仕様はQDSPー2070と同じだが、塵埃の多い環境下でも使えるようにファンレスとした点が特徴だ。放熱効率を高めるために、外周がフィン状になったアルミ筐体を採用する。そのぶんサイズはやや大きくなり、およそ280×69×158mmである。

 同社ブースで説明にあたる、日本法人のクアンマックスジャパン(東京都港区)でジェネラルマネージャーを務める三池田方宣氏は、「Ivy Bridgeに搭載されるグラフィックプロセサHD4000の高い性能を生かして、ハイエンドのデジタルサイネージのコントローラをはじめ、性能を必要とする汎用的な組み込み用途を狙って開発した」と述べるとともに、日本市場にも積極的に展開していきたい考えを示した。出荷は2012年後半を予定する。

 パソコンメーカー各社と同様に組み込みコンピュータ各社もIvy Bridge搭載モデルの開発を急ピッチで進めており、競争の激化がさらに進みそうだ。