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IEEE802.15.4k(Green Life Network)と他の通信方式の違い
IEEE802.15.4k(Green Life Network)と他の通信方式の違い
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デモの様子
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基地局装置の外観
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 台湾Gemtek社が「Computex Taipei 2012」(台湾台北市、2012年6月5日~9日)において、現在、IEEE802.15.4のタスクグループで仕様策定中のIEEE802.15.4kを採用したシステムを展示している。

 IEEE802.15.4kは2013年をメドに規格が策定される見込みの900MHz帯や2.4GHz帯を使う広域の無線通信方式。ZigBeeの通信を規定しているIEEE802.15.4gなど他のタスクグループで規定された方式と違い、都市を覆うような長距離通信を想定して規格化の議論がすすめられている。スマートグリッドやガス、水道のメーター検針などに応用することが考えられている。通信にはCDMAを基本に拡張した「Random Phase Multiple Access」と呼ぶ技術を採用。ネットワーク・トポロジーは基地局に直接端末を直接収容するスター型である。

 Gemtekは、IEEE802.15.4kを基盤としたセンサ・ネットワーク・システムをGreen Life Networkと名付けて、端末、基地局、端末を管理するサーバー装置およびデータベース管理システムを示していた。基地局装置一つ当たりで最大6万4000台を管理できるという。ブースではセンサ機器として、18000mAhの電池を内蔵し15年間電池交換なしに稼動を続ける地すべりを検知するセンサや、ガスメータなどを展示し、実際に動作することを示していた。

 通信用の半導体製品は、「米国のパートナー企業が開発したものだが、名前を明かせない」(説明員)という。 既に米国では2件の導入事例があるそうだ。