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GFXの外観
GFXの外観
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 台湾MiTAC International社は、同社として初めてARMコアを搭載したサーバー製品「GFX」を発表した(発表資料)。「COMPUTEX TAIPEI 2012」会場近隣の英ARM社のブライベート・ブースで展示した。Webサーバーやデータ・センターにおけるビッグ・データの処理などに向ける。

 ARM系SoCとしては、米Marvell Technology Group社のサーバー向けSoC「ARMADA XP」ファミリを採用した。Marvell社はARMのアーキテクチャ・ライセンスを保有しており、ARMADA XPコアはMarvell社の独自マイクロアーキテクチャである。

 Marvell社のARMADA XPについては、COMPUTEX開催の前の週に米Dell Computer社も採用を発表している。両機種とも仕様は共通部分が多い。ただし、「Dellの発表はまだプロトタイプに関するもの。我々は一足先に製品化にこぎ着けた」(MiTAC社 EBU R&D Center, Senior Advisory EngineerのGary Rumney氏)。Marvell社のARMADA XPを搭載したサーバーを製品化したのは、MiTAC社が世界初である。

 GFXは4Uの大きさにクアッドコアのARMADA XPを64ノード搭載した。主記憶はコアごとに2Gバイト、消費電力は全体で1000W以下である。実演ではサーバー上でLinux(Ubuntu 12.04 LTS)を動作させ、LinuxのSyslogを可視化して表示していた。

 MiTAC社によると、64ビット版のSoCを用いたモジュールも現在、開発中であるという。