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 米AppliedMicro(Applied Micro Circuits Corp.)は、2012年6月5日(現地時間)に、「Black Mamba」という呼称のLSI「APM8669x」を発表した(ニュース・リリース)。APM8669xは同社が提供するネットワーク向けのプロセサ・チップ群「PacketPro2ファミリー」の最上位製品になる。

 PowerPC 465のシングル・コア構成の「APM86691」と、デュアル・コア構成の「APM86692」がある。両製品とも、FPUが付く。どちらのコアも最大1.4GHz駆動で、32KバイトのL1キャッシュと256KバイトのL2キャッシュをコアごとに搭載する。さらに、32KバイトのオンチップSRAMと、ECC付きの64ビット DDR3メモリ・コントローラを内蔵している。

 I/Oとしては、4ポートの10/100/1000BASE-T Ethernetと、2ポートのRFMIIもしくは4ポートのSGMII、PHY内蔵のUSBを3ポート(Host×2、OTG×1)、HDLCコントローラ、SATA 2.0×2などを備える。さらに、さまざまなオフロード・アクセラレータやパケット処理エンジン、および同社がARMベース・プロセサとして提供しているSLIMproサブシステムを搭載する。

 AppliedMicroによれば、APM8669xファミリーは複合機(マルチファンクション・プリンター)やエンタープライズ向けコントロール・パネル、ワイヤレス・アプリケーションや家庭用NAS、産業用アプリケーションなど幅広い分野に対応できるという。また、APM8669xファミリーは同社の「domain protection」技術を搭載していて、複数のサブシステムを同時に実行した場合でも、性能の劣化や帯域の奪い合い、セキュリティ上の問題などが発生しないと同社は説明する。

 すでにAPM8669xファミリーのサンプル出荷は開始されている。