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今回の製品のブロック図 ARMのデータ。
今回の製品のブロック図 ARMのデータ。
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 英ARM Ltd.は2012年6月18日、次世代のスマートテレビやAndroidベースのスマートフォン向けLSIに集積するGPUコアとして「Mali-450 MP」を発表した(ニュース・リリース)。

 新製品は現在同社が提供している「Mali-400 MP GPU」の後継製品である。アーキテクチャはMali-400 MPと同じ「Utgard architecture」を採る。この意味では、2010年に発表の「Mali-T604 MP」と異なる。Mali-T604 MPは「Midgard architecture」を採るとされているからだ。

 Mali-400 MPとMali-450 MPの主な違いは、例えば集積できるコア数である。Mali-450 MPでは最大でGPUコアを8つまで集積できるようになった。また、Mali-400 MP における頂点演算性能を倍増させたとする。ただし、こうした設計変更に際してはプラットフォームの最適化を同時に行ったため、消費電力及び要求されるメモリ帯域への影響は最小限である、と同社は説明している。

 また既存の設計を最大限に再利用できるように配慮しており、すでにMail-400 MPを用いてSoCを開発した顧客はスムーズにMail-450 MPに移行できるとしている。Mail-450 MPはソフトウェア面でもMail-400 MPと互換性を保っており、これもMail-400 MPからの移行を容易にするとされる。