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実証実験の概要図
実証実験の概要図
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 埼玉県北本市とシャープは、液晶テレビ「AQUOS」を使った高齢者の安否確認サービス「見守りテレビ」の実証実験を2012年7月1日に開始する。市販のテレビを活用した安否確認サービスは、「業界初」(同社)とする。

 今回のサービスは、シャープがAQUOS向けに提供している「見守りサービス」を基に、同社と北本市が共同で開発した。見守りサービスは、テレビの使用状況(電源のON/OFF)を指定したアドレスに電子メールで自動送信するもので、2011年3月に開始している。実証実験では、北本市の高齢者宅にAQUOSを設置し、電源のON/OFF操作やチャンネル操作の情報を、インターネットを介して北本市や自治会が管理するパソコンに送信する。これらの情報と、毎日のテレビ操作の時間帯などを比較することによって、高齢者の暮らしを見守るという。

 テレビの電源をONにすると自治会の掲示板に自動的にアクセスし、地域情報を表示するようにしている。テレビの画面上に表示される「体調アンケート」で、その日の体調を「よい」「ふつう」「いまひとつ」の三つから選択し、連絡することも可能だという。

 北本市は、今回の実証実験を通じて安否確認システムの導入の有効性・課題を検証し、高齢者世帯の安否確認対策に取り組む考え。なお、実証実験は北本団地に住む高齢者世帯(20世帯)を対象に、2012年9月30日まで実施する予定である。