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今回のICのブロック図 Maximのデータ。
今回のICのブロック図 Maximのデータ。
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 米Maxim Integrated Products, Inc. は、AES暗号化回路(ハードウェア)を二つ備えた、暗号ノード・コントローラIC「MAX36025」を発表した(日本語版ニュース・リリース)。タンパー反応型で、スマート・グリッドにおけるデータ送受信の暗号化に向けた製品である。

 スマート・グリッドにおいては、常に双方向の通信が発生するために、暗号化回路を2つ搭載して、これに対応できるようにした。このため設計期間を大幅に短縮でき、かつセキュリティ性の向上が期待できると同社は説明する。2つの暗号化回路は、それぞれ別のネットワークに対しての暗号化処理を並行で行うこともできるし、1つのネットワークに対して二重の暗号化を書けることも可能であるという。

 暗号化キーを格納するメモリを搭載している。このメモリは書換えが可能なうえ、侵入を検出した場合に高速消去が可能である。また温度変化率センサーを組み合わせた温度センサーを装備しており、物理的な改ざんを検出できるという。パッケージは81ボールCSBGAで、リード線を省いたことにより侵入を難しくしている。

 動作温度範囲は-55℃~+95℃で、量産出荷中である。MAX36025のセキュリティに関しての詳細は、現在はNDA契約の下で開示されているという。