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今回の製品 TIのデータ。
今回の製品 TIのデータ。
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 米Texas Instruments Incorporatedは2012年7月31日(現地時間)に、同社の32ビットMCU「C2000」を搭載した開発用キット(LaunchPad)を17米ドルで販売することを発表した(日本語版ニュース・リリース)。LaunchPadは、同社がこれまで16ビットMCUの「MSP430」を搭載した低価格の評価ボードとして提供してきたものである(Tech-On!関連記事)。

 今回は16ビットMCUのMSP430の代わりに、32ビットMCUの「C2000 Piccolo TMS320F28027」を搭載した。MSP430搭載の製品は4.3米ドルと激安だった。今回は約4倍の価格だが、それでも17米ドルは十分に低価格の開発キットといえる。MSP430のLaunchPadには12種類のBooster Packが用意されていて、これを組み合わせて簡単に機能を拡張できた。このBooster Packは、C2000のLaunchPadでも利用可能である。

 また、今回、新たに「LED Booster Pack」を30米ドルの価格で発売した。これをC2000のLaunchPadと組み合わせることで、複数のLEDストリングの電流制御や調光などを行えるLED照明のコントローラが容易に開発できるという。LED BoosterPackはMSP430を搭載しており、静電容量式タッチパッド「BoosterPack」を追加可能である。これで、タッチ型の調光制御機能を実現できる。

 C2000のLaunchPadのボードには、64Kバイトのフラッシュ・メモリや8個のPWMチャネルなどが載る。また、オンボードのJTAGエミュレータによって、パソコンとUSB接続するだけで簡単にサンプル・プロジェクトの評価が可能だという。さらにソフトウェア開発環境として、オンボードのJTAGエミュレータ「XDS100」専用の「Code Composer Studio IDE」のv5が提供されるほか、サンプル・プログラムやライブラリ、アプリケーションなどは「controlSUITE」として同社から無償提供される。

 C2000のLaunchPadとLED BoosterPackはすでに出荷を開始している。なおTIは、ARM Cortex-MベースのMCU「Stellaris」のLaunchPadを近日発表予定だという。