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単体でも供給する「Quadro K5000」 NVIDIAのデータ。
単体でも供給する「Quadro K5000」 NVIDIAのデータ。
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 米NVIDIA Corp.は2012年8月7日(現地時間)にSIGGRAPH 2012会場おいて、KeplerアーキテクチャのGPUをベースにしたワークステーション向けプラットフォーム「Maximus」を発表した(日本語版ニュース・リリース1)。Maximusは、GPUを利用して計算とグラフィックス表示を同時に行うためのプラットフォームとして、ワークステーション向けに同社が2011年11月から提供している(Tech-On!関連記事)。

 今回発表されたMaximusは第2世代品で、GPUをKeplerアーキテクチャ(日経エレクトロニクスDigital関連記事)のものに置き換えた。具体的には、計算用には同社の新しいGPU「Tesla K20」(日本語版ニュース・リリース2)を、グラフィック表示用にも新しいGPUの「Quadro K5000」を用意した。

 同社によればTesla K20は性能/消費電力性能を従来製品比で最大3倍に改善している。また、新たに搭載した「Dynamic Parallelism」と「Hyper-Q Technology」により、並列プログラミングが簡素化されると共に、処理速度が大幅に改善されたとしている。

 一方、Quadro K5000は100万以上のテクスチャを直接メモリにロードすることができる。フレームバッファは最大4Gバイトに達している。さらにPCI Express Gen3に対応することで、従来の倍の帯域を利用可能だとしている。Quadra K5000は一つで最大4画面まで表示可能である。DisplayPort 1.2に対応したことで、最大解像度は3840×2160画素@60Hzを実現した。

 第2世代品のMaximsプラットフォームは、Quadro K5000(メーカー希望小売価格18万8000円 税別)とTelsa K20(同29万8000円 税別)をセットにしたもので、2012年12月の提供開始を予定している。またQuadro K5000に関しては2012年10月より単体での提供を開始する。

 このプラットフォームを利用したワークステーションとしては、米Hewlett-Packard Co.の「Z240/Z620/Z820」が予定されている。また、米DELL Inc.は「Precision T3600/T5600/T7600及びR5500」を全世界向けに2013年初旬に提供開始の予定である。さらに、中国Lenovo Corp.(聯想集団)が「ThinkStation S40/D30/C30」を全世界向けに提供する予定。そして富士通は、「CELSIUS M720/R920」を欧州、日本、インド向けに提供する予定になっている。