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内部の構成 Freescaleのデータ。
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リファレンス設計の例 Freescaleのデータ。
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 米Freescale Semiconductor, Inc.は「FTF 2012 India」(インドのバンガロールで8月23日と24日に開催)において、同社の車載向け16ビットMCU「S12 MagniVファミリ」の新製品として「S12ZVHY」を発表した(ニュース・リリース)。S12ZHYは車のインスツルメント・パネル(インパネ)の制御をワンチップで実現することを目指したもので、最終製品のコスト削減と信頼性向上が可能であると同社は説明している。

 インパネの構成に必要な、CANインタフェースとステッピング・モータ制御、およびセグメントLCD/ドット・マトリックス・ディスプレイの表示制御の機能などを備える。他のS12ファミリ製品と同様に電圧レギュレータやリアルタイムクロック、サウンド・ジェネレータなどを搭載する。さらに、S12ZVHYならではの特徴として、4KバイトのECC付きSRAMと、ステッピング・モータのストール検出機能がある。

 また今回のS12ZVHYは既存の「S12ZVH」ファミリとソフトウェア及びハードウェアの互換性を持つ。ピンも互換で、これにより既存のS12ZVHの開発環境やプラットフォームをそのまま再利用することも可能だとしている。

 S12ZVHYは2012年第4四半期に限定的なサンプル出荷を開始する予定である。また2012年末にはS12ZVHYのリファレンス設計も提供開始の予定となっている。なお、既存のS12ZVHのリファレンス設計を利用しての開発は、「今すぐ開始可能だ」と同社はいう。