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今回の製品の機能ブロック Silicon Laboratoriesのデータ。
今回の製品の機能ブロック Silicon Laboratoriesのデータ。
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「C8051F390-A-DK」および「C8051F370-A-DK」のMCUボードの外観 Silicon Laboratoriesのデータ。
「C8051F390-A-DK」および「C8051F370-A-DK」のMCUボードの外観 Silicon Laboratoriesのデータ。
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 米Silicon Laboratories Inc.は2012年8月29日(現地時間)に、8051プロセサ・コアと温度センサーなどを集積したマイクロコントローラ「C8051F39x/7xファミリ」を発表した(ニュース・リリース)。同社の8051ベースの8ビットMCUにオンチップ温度センサーを加えたもので、「校正を行わずに最高105℃までの温度を±2℃の精度で測定することが可能だ」と同社は説明している。

 温度センサー以外にも、差動入力のA-D変換器や電圧リファレンス回路、2つのD-A変換器、アナログ・コンパレータ、六つのタイマー、80kHz/49MHzの発振回路を内蔵している。これらを組み合わせることで、例えばファンやドライヤー、掃除機など温度管理が必要なDCモータ制御が、低いBOMコストで実現できるという。

 集積したプロセサ・コアは最高50MHzで動作するパイプライン化された8051互換コア。最高性能は50MIPSに達するとする。最大1KバイトのSRAMと16Kバイトのフラッシュ・メモリ、および一部製品には512バイトのEEPROMも搭載する。動作時の消費電流は160μA/MHzに抑えた。

 開発キットとして、「C8051F390」または「C8051F370」を搭載したMCUボードにUSBデバグ/プログラム・アダプタや電源、ケーブル、スタート・アップガイドなどを添付した「C8051F390-A-DK」または「C8051F370-A-DK」を用意する。さらに、低価格の開発用キットとして、同社のIDE向けのドーター・ボード「TOOLSTICK370-A-DC」もある。またIDEおよび必要なソフトウェア・ツールが同社より入手できる。

 C8051F39x/7xファミリーは4mm×4mm角の20/24ピンQFNパッケージに封止される。すでに量産しており、1万個発注時の価格は1個あたり0.98米ドルからである。C8051F390-A-DKとC8051F370-A-DKの両開発キットは69米ドル、TOOLSTICK370-A-DCは9.90米ドルで、これらもすでに入手可能な状態にある。