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今回の製品 STMicroのデータ。
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機能ブロック図 STMicroのデータ。
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 伊仏合弁STMicroelectronics社は2012年9月5日(現地時間)に、小型で低価格のSTB(セットトップ・ボックス)向けSoC「STiH205」を発表した(ニュース・リリース)。

 新製品は既発表の「STiH207ファミリ」を補完する。最近発表されたSTiH207ファミリはもとより、広く利用されている「STi7105ファミリ」ともコード互換性が保たれている。このため、既存のソフトウェアの移植が迅速に行え、開発コストを最小限に抑えられると同社は説明する。

 STiH205のターゲットには、小型で低価格のSTBに加えて、HDMIドングルのような小型の周辺機器も含まれる。同社によれば、前世代製品のSTi7105と比較して30~50%高い性能を実現しつつ、最終製品の大きさやコストを一層削減できるという。例えば、両面基板を使う低価格なIPネットワーク対応STBに向くとしている。

 256KバイトのL2キャッシュを搭載した「ST40プロセサ・コア」に16ビット幅のDDR/DDR3メモリ・インタフェース、主要な形式の動画に対応したデコーダなどを集積する。低消費電力状態からの復帰を可能にするスタンバイ・コントローラやEthernetのPHYも備える。また、SLC NANDフラッシュ/シリアルNORフラッシュ・メモリからのセキュア・ブートをサポートする。HDMI 1.4bに準拠した3次元映像のデコード/表示も可能である。

 現在、サンプル供給中で、量産出荷は2013年1月を予定している。23mm×23mmのBGAパッケージに封止して提供される。