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+5Vシステムに対応したQi規格準拠のワイヤレス給電用トランスミッタIC
+5Vシステムに対応したQi規格準拠のワイヤレス給電用トランスミッタIC
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 米Texas Instruments Incorporated(TI)は、USBポート、もしくは+5V出力のACアダプタからの電力供給に対応したワイヤレス給電用トランスミッタIC「bq500211」を発売した(ニュースリリース)。WPC(Wireless Power Consortium)が策定したワイヤレス給電規格「Qi」に準拠する。対応するトランスミッタ仕様は「Type A5」と「Type A11」である。同社によると、「+5Vで動作するQi規格準拠のトランスミッタICの製品化は業界初」という。スマートフォンやタブレット端末、携帯型電子機器、自動車、テーブル上で使う充電パッド、完全密封を施した電子機器などに向ける。

 トランスミッタ・マネジャー回路やデジタル復調回路、12ビットA-D変換器、LED制御/駆動回路、PWM出力回路、I2Cインタフェースなどを集積した。ワイヤレス給電システムを構成する際は、レシーバIC「bq51013」などと組み合わせる必要がある。トランスミッタ・マネジャー回路の中に、DPL(Dynamic Power Limiting)と呼ぶ機能を搭載した。この機能は、限られた入力電力から、最大限の電力を引き出してユーザーに提供することを狙う。ワイヤレス給電の使い勝手が向上するという。レシーバIC「bq51013」を使ってワイヤレス給電システムを組んだ場合、5.0W程度の出力電力が得られる。効率は、ピーク値で75%程度に達する。

 充電の状態やフォールトの有無を表示する機能を備えた。パッケージは、実装面積が7mm×7mmの48端子QFN。動作温度範囲は-40~+110℃1000個購入時の米国での参考単価は3.95米ドルである。