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 仏Cortus社は2012年10月31日(現地時間)に、32ビットRISCプロセサ・コアの新製品「APS1」を発表した(ニュース・リリース:PDF)。同社の説明によれば、新製品は世界最小の32ビット・プロセサ・コアだという。

 ネイティブな32ビット・コアで、最新のRISCアーキテクチャを採るとする。整数演算パイプラインは5~7段で、アウト・オブ・オーダ実行を行う。ロード/ストア命令を含む、ほとんどの命令を1サイクルで実行可能だという。汎用レジスタは16個を備える。

 APS1の実装に必要なゲート数は「6800ゲートから」で、台湾TSMCの90nmプロセスと仏Dolphin Integration社のセル・ライブラリ「SESAME-HD」を組み合わせた場合のチップ面積は0.03mm2に過ぎないという。APS1には、同社が提供する各種の周辺回路IPコアが組み合わせ可能である。10/100Mビット/秒のEthernet MACやUSB 2.0 Device/OTGなどが、同社のAPSバス経由で接続できる。

 同社は、APS1はIOT(Internet of things)に最適だったり、8ビット・プロセサ上で動作するアプリケーションの移植でもメリットが大きいと主張する。C言語/C++での開発環境(IDE)が提供され、アセンブラでの開発が不要だという。このC言語/C++のIDEを含むAPSツール・チェーンは無償で提供されるほか、RTOSはオープンソースの「FreeRTOS」や米Micrium社の「μC/OS」などが利用できる。

 APS1はすでに提供可能な状態にある。