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採用されたセンサ・ソリューション(写真:STMicroelectronics社)
採用されたセンサ・ソリューション(写真:STMicroelectronics社)
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 伊仏合弁STMicroelectronics社と米PNI Sensor社は、両社のセンサ・ソリューションが、任天堂の新型ゲーム機「Wii U」に採用されたと発表した(ニュースリリース)。採用されたセンサ・ソリューションは、ST社のASICで制御するPNI社の3軸地磁気センサに、ST社の3軸加速度センサを組み合わせたもの。さまざまなゲーム環境で、直感的な操作を安定的に可能にするという。

 任天堂の代表取締役専務である竹田玄洋氏は「MEMS分野をリードするST社の先端センシング技術やゲーム機向けセンサに関する幅広いノウハウとPNI社の優れた地磁気センシング技術のコラボレーションが、新しいゲーム・エンターテイメント体験を世界中のユーザーに提供しようとする任天堂の試みを強力にサポートしてくれた」とコメントしている。

 Wii Uに採用されたPNI社の地磁気センサ「RM3000」は、ある程度の磁気異常があっても、モーション検知が可能という。一般的な地磁気センサは、オーディオ・スピーカや金属物、建物の鉄骨、携帯電話機などによる磁気干渉に悪影響を受けるが、RM3000は磁気干渉があっても高精度で磁場を検出できるとうたう。

 同センサを制御するST社のASICは、磁気センサ・コイルが検知した微少な磁場変化の信号を、低雑音で増幅してデジタル変換する回路を備えており、アプリケーション・プロセサとSPIバスを介して接続できる。

 また、Wii Uに搭載するST社の3軸加速度センサは、3mm×3mm×1mmと小型で、消費電流も2μAと小さい。加速度検出範囲は±2g / ±4g / ±8g / ±16gから選択可能。広い範囲で高精度に検知でき、ゲーム中における車の加速・減速や刀を振る動作を可能にするという。