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今回の製品 Broadcomのデータ。
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 米Broadcom社は、通信処理向けプロセサ「Knowledge Based Processor(KBP)」の28nmプロセス品として「NLA12000シリーズ」のサンプル出荷を開始したと、2012年12月3日(現地時間)に発表した(ニュース・リリース

。3G/4Gの携帯電話基地局、あるいはデータセンター/エンタープライズにおけるレイヤ2~4の処理に向ける。

 KBPはBraodcomが2012年2月に買収した米NetLogic Microsystems社が手掛けてきた製品である。微細プロセスで製造したことや、同社のNetRoute検索技術を採用したことによって、競合製品と比較して最大24倍の性能を提供可能で、かつ2.4倍の規模のナレッジ・データベースをサポートできるとする。

 また、第8世代となる超並列のKBP技術と、NetRouteアルゴリズムの搭載によって、最大200万のIPv6アドレスを含むルーティングを低レイテンシ・高速で処理できるという。さらに28nmプロセスを利用したことで、IPv4/IPv6のアドレス検索に必要な消費電力を業界で最も低い水準に抑えられたとする。

 新製品の処理性能は最大2.4BDPS(billion decision per second)である。12.5Gビット/秒のSerDesを複数内蔵して、システム・パケット・プロセサとの間のバンド幅は300Gビット/秒を確保した。また、外部のネットワークプロセサやFPGA、カスタムASICを利用するためのデュアル・ポート・モードを備える。

 NLA12000シリーズはサンプル出荷を開始しており、量産開始は2013年前半を予定している。