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STiD125の機能ブロック図 STMicroのデータ。
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STiD127の機能ブロック図 STMicroのデータ。
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STiD128の機能ブロック図 STMicroのデータ。
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 伊仏合弁STMicroelectronics社は2013年1月4日(現地時間)に、ケーブル・モデム規格「DOCSIS(Data Over Cable Service Interface Specifications) 3.0」に準拠したモデム・チップの新製品を3つ発表した(ニュース・リリース)。いずれも、ケーブルSTB(set top box)やホーム・ゲートウエイに向けた製品で、DOCSIS 3.0準拠のモデムとビデオ・フロントエンドを備える。

 3製品は、内部の構成や用途が少しずつ異なる。「STiD125」は、インタラクティブなDVR(digital video recorder) STB向けで、12個のQAMチャネル(DOCSIS対応が4個、ビデオ対応が4個、フレキシブル・タイプが4個)を備えている。DOCSIS 3.0のダウンストリーム・チャネル(最大400Mビット/秒)を最大8本、アップストリーム・チャネルを最大4本確保できる。

 「STiD127」は、ゲートウエイSTB向けで、16個のQAMチャネル(DOCSIS対応が8個、ビデオ対応が8個)を備えている。DOCSIS 3.0のダウンストリーム・チャネル(最大400Mビット/秒)を最大8本、アップストリーム・チャネルを最大4本確保できる。「STiD128」はゲートウエイSTBとケーブル・モデム向けで、DOCSIS対応の16個のQAMチャネルを備えている。DOCSIS 3.0のダウンストリーム・チャネル(最大800Mビット/秒)を最大16本、アップストリーム・チャネルを最大4本確保できる。

 今回発表の3製品は、いずれも770MHz駆動のプロセサ・コア「Cortex-A9」(英ARM社製)を2つ搭載している。1つのコアはDOCSIS向けで、もう1つは、ルーティングやVoIPの管理などのホスト機能を担う。SIMDのコプロセサとして、「NEON」(同)も搭載する。

 また入出力関係では、フルスペクトラムのチューナー・インタフェースや、最大3つのEthernetポート、最大2本のPCI Expressポート(Wi-Fi DBC用)、最大200Mビット/秒のデジタル・ビデオ・トランスポート・ストリーム出力バスを備える。またPacketCable 1.5/2.0に対応したInternetテレフォニ機能も搭載する。

 3製品のパッケージはいずれも23mm×23mmのBGA。同社は2013年第1四半期中に、3製品とPDK(Product Development Kit)の提供を始めるという。