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今回のLSIと応用製品のイメージ TIのデータ。
今回のLSIと応用製品のイメージ TIのデータ。
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 米Texas Instruments社は2013年1月7日(現地時間)にラスベガスで開催されていた2013 International CESにおいて、車載用インフォテインメント・プロセサの新製品LSI「DRA74x」(コード名:Jacinto 6)を発表した(ニュース・リリース)。同社のプロセサ・アーキテクチャ「OMAP5」をベースにした車載用LSIで、28nmノードのプロセスで製造する。

 英ARM社のプロセサ・コア「Coretex-A15」を2つ、同「Cortex-M4」を2つ、さらにGPUとして英Imagination Technologies社のGPU「PowerVR SGX544-MPX」を搭載している。同社によれば、既存の「Jacinto 5」と比較して7倍のグラフィックス性能、5倍のARMコアの処理性能をもつという。

 新製品は車載用半導体の品質規格である「AEC-Q100」に準拠している。インタフェースとして、CAN(2本)、MOST Media Local Bus(MLB)、PCI Express、Ethernet AVB、3.3Vの入出力ポートをサポートする。さらにオプションで、680MHz駆動のVLIW DSPコアを利用可能である。このVLIW DSPはソフトウエア無線(SDR:software defined radio)やオーディオ処理、音声認識などに向ける。また複数規格のカメラ/ビデオ入力に対応し、QNXやオープンソースLinux、Androidなどのサポートを提供するとしている。さらに、TIの無線接続規格「WiLink 8Q」に対応した機能も搭載する。

 DRA74xは2013年中旬にサンプル出荷を、量産は2014年の後半をそれぞれ開始予定にしている。