PR
今回の製品 TIのデータ。
今回の製品 TIのデータ。
[画像のクリックで拡大表示]
機能ブロック図 TIのデータ。
機能ブロック図 TIのデータ。
[画像のクリックで拡大表示]

 米Texas Instruments社は2013年1月23日(現地時間)に、最大で512Kバイトのフラッシュ・メモリと64KバイトのSRAMを搭載した、MSP430マイコン・ファミリの新製品である「MSP430F66xx」を発表した(日本語ニュース・リリース)。新製品は同社の従来製品と比較して、メモリ量を倍増したものとなる。

 256Kバイトのフラッシュ・メモリと16KバイトのSRAMを搭載する「MSP430F63x」とコードおよびピン互換を維持している。12ビットのA-D変換器やD-A変換器を搭載しており、8Kサンプル/秒のオーディオ録音・再生や、テキスト・スピーチ機能を実現できる。また、インタフェースにはBluetoothやWi-Fi、ZigBee、SimpleLinkなどを備える。160セグメントのLCDドライバやUSB回路も集積している。待機時の消費電流は2μAと低く(SRAMの内容を保持)、かつ3μsでウエーク・アップが可能だとする。

 開発環境は既存のMSP430ファミリ向け製品がそのまま利用可能であり、それには「MSP430 Device Library」や「MSP430 USB Developers Package」も含まれる。また米Micrium社のRTOS「μC/OS-II」や、「Continua Certified telehealth application」向けの「Bluetooth HDP(Health Device Profile)」も、既存製品と同様にサポートする。開発ボードとして「MSP-TS430PZ100C」と「MSP-TS430PZ100USB」をそれぞれ75米ドルで提供する。また、オーディオ機能を追加した開発ボードは2013年後半に出荷予定である。

 MSP430F66xxの量産価格は、1000個発注時に1個当たり4.25米ドル(参考価格)からである。すでにサンプル出荷を開始している。