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評価ボード TEEとIARのデータ。
評価ボード TEEとIARのデータ。
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 独TEE(Toshiba Electronics Europe社)とスウェーデンIAR Systems社は2013年2月26日に、東芝のマイコン「TMPM061FWFG」を搭載した開発キット「IAR KickStart Kit」を発表した(ニュース・リリース:PDF)。両社は、このキットを「Embedded World 2013」(2月26日~28日にドイツのNurembergで開催)で展示した。

 TMPM061FWFGは、英ARM社のプロセサ・コア「Cortex-M0」を2個集積したマイコンで、スマート・メーターに代表される計測用途に向けて東芝が開発した(Tech-On!関連記事)。従来は別チップだったアナログフロントエンドを統合したマイコンである。24ビットのΔΣ型A-D変換器を3つ搭載し、1チップで電圧と電流を測定することが可能であるという。

 このキットは140mm×100mmの評価ボードと、ソフトウェア一式から構成される。評価ボードにはJTAGコントローラやオンボード・デバガ、トレース・コネクタ、LCDディスプレイ、プログラミング可能なLEDなどを搭載する。通信インタフェースとしてUSBドライバおよびコネクタ、RS232Cコネクタ、アナログ入力用のBNCコネクタ(3個)、UARTインタフェースなどを備える。また電源はUSB/JTAG経由で供給したり、5Vの直流入力端子経由で電池駆動も可能だという。

 開発用のソフトウェアとしては「IAR Embedded Workbench for ARM」が同梱される。これにはC言語/C++コンパイラ、デバガ、プロジェクト管理ツールやコンフィギュレーション・ファイル、フラッシュ・ローダー、および3000以上のサンプル・プロジェクトが含まれる。