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今回の製品 NXPのデータ。
今回の製品 NXPのデータ。
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 オランダNXP Semiconductorsは2013年3月11日(現地時間)に、低飽和のバイポーラ・トランジスタ2個を2mm×2mmと小型のパッケージにして発売した(ニュース・リリース)。パッケージはDFN2020-6(SOT1118)で、6端子を備える。

 封止するトランジスタの種類(pnp、npn)やコレクタ-エミッタ電圧(VCEO:30/60/120V)、コレクタ電流(1A、2A)が異なる15品種をそろえる。コレクタ-エミッタ間の飽和電圧VCEsatは最小で60mVと非常に低く抑えられている。これにより、機器の消費電力を低減したり、携帯機器の電池寿命を延ばしたりできるとする。

 今回の製品の具体的な用途は、負荷/パワースイッチ、スマートフォン/タブレットなどの携帯機器における電力制御回路や電池充電回路、バックライト・ユニットなどを挙げる。また、今回発表されたDFN2020パッケージ封止の製品は、すべて車載用ディスクリート半導体の品質規格「AEC-Q101」に準拠する。

 DFN2020-6は標準的なSO8パッケージと比較して8分の1の体積に過ぎず、また熱容量が良好(Ptot =1W)で、高さは0.6mmに抑えられている。このため、従来のSO8ないしSOT457パッケージで提供されてきた大型のトランジスタを、今回の製品とヒートシンクの組み合わせで置き換えが可能だと同社は説明している。