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発表会の様子
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磁性流体スピーカーの構造
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 ソニーは2013年4月11日、4K(3840×2160画素)対応の液晶テレビ2機種を同年6月1日から発売すると発表した(ニュースリリース)。発表したのは65型の「KD-65X9200A」と55型の「KD-55X9200」。ソニーは2012年9月に84型の4K対応液晶テレビを発売済み。今回の製品は、ソニーの4Kテレビの第2弾となる。

 今回の液晶テレビでは(1)色空間を広げる「トリルミナス ディスプレイ」、(2)磁性流体スピーカーなどを採用した。(1)は米QD Vision社が開発した量子ドットを用いた発光半導体技術「Color IQ」を利用したもの。Color IQ技術を採用した光学部品に白色LEDバックライト光を当てると、純度の高い青、緑、赤が混合した白い光に変えられるため、色空間が広がる。

 (2)は一般的なスピーカーで必要となるダンパーによるサスペンション機能を磁性流体で代用したスピーカー。ダンパーがあると、ここから2次音圧が発生し、音の歪みが発生しやすくなる。磁性流体を使うことでダンパーが不要になるため、2次音圧が発生しない。また、ボイス・コイルから振動板までの伝達経路が短くできるので、伝達ロスも低減し、音がクリアになるという。

 この他、テレビとスマートフォンやタブレット端末などのモバイル機器との連携機能を強化した。具体的にはモバイル機器のNFC機能を使い、テレビ付属のリモコンにタッチすると、モバイル機器の画面がテレビに表示される「ワンタッチミラーリング」、スマートフォンやタブレット端末でテレビ番組の情報や録画の設定などが行えるアプリケーション・ソフトウエア「TV SideView」、MHLを使ったモバイル機器映像入力機能、などである。
 このうち、ワンタッチミラーリングは、NFCから無線LANへのコネクション・ハンドオーバーで実現しており、映像伝送にはWi-Fi AllianceのMiracast方式を利用している。ただし、利用できるのはXperia Zなど、2013年に発売されたソニーモバイルコミュニケーションズ製の最新のスマートフォンやタブレット端末に限られるという。

 価格はオープン。市場推定価格は65型が75万円前後、55型が50万円前後である。