サイベックコーポレーション(本社長野県塩尻市)は、薄い鋼板から厚い(高い)ボスを加工する技術「STS工法」を開発、自動車の減速機向けに試作したサイクロイド歯車を「第24回金型加工技術展(INTERMOLD 2013)」(2013年4月17~20日、東京ビッグサイト)に出展した(図)。歯車部分の厚さがワーク(コイル材)と同じ3mmであるのに対し、ボスの高さを12mmと4倍にした。ボスを高くすることで歯車を軸に勘合した際の強度が増す。
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