Smart-FOA(本社東京)は2013年4月25日、製造現場などで異常が発生した際などに、その情報に背景情報などを即座に組み合わせる方式のITシステムを構築するツール「FOA V3/Agile」を発売した。同ツールは、元ブリヂストン常務でSmart-FOA社長の奥雅春氏が考案したFOA(Flow Oriented Approach)に基づくもの。現在の多くのITシステムが、まず個別の大量データをデータベースに蓄え、後から分析して意味を持った情報を得るのに対して、FOAのアプローチでは最初から意味を持たせるのが特徴。「現場で発生した情報について、その意味を知るまでにタイムラグがないため、リアルタイムに対応できる」(奥氏)という。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
-
会員の方はこちら
ログイン -
登録するとマイページが使えます
今すぐ会員登録(無料)
日経クロステックからのお薦め
渾身の記事を直接お届け、2月24日に新サービス「フカメル」開始
9つの世界初を成し遂げた小惑星探査機「はやぶさ2」を深掘りする。裏側には、未踏に挑んだ10人のスペシャリストがいた。とっておきの10の物語を通して、「チームはやぶさ2」が奇跡を成し遂げた理由に迫る。