PR
説明に当たる齋藤弘通氏 Tech-On!が撮影。白板上は東京コスモス電機のスライド。
説明に当たる齋藤弘通氏 Tech-On!が撮影。白板上は東京コスモス電機のスライド。
[画像のクリックで拡大表示]
左上が新製品 左下は第1弾製品で右下は第2弾製品。Tech-On!が撮影。
左上が新製品 左下は第1弾製品で右下は第2弾製品。Tech-On!が撮影。
[画像のクリックで拡大表示]
3製品の仕様比較 左から、新製品、第1弾製品、第2弾製品。東京コスモス電機のスライド。
3製品の仕様比較 左から、新製品、第1弾製品、第2弾製品。東京コスモス電機のスライド。
[画像のクリックで拡大表示]
動作周波数は4段階に変更可能 東京コスモス電機のスライド。キャラクタは座間市の「ざまりん」。
動作周波数は4段階に変更可能 東京コスモス電機のスライド。キャラクタは座間市の「ざまりん」。
[画像のクリックで拡大表示]

 東京コスモス電機は、IEEE802.15.4/Zigbee無線通信モジュールの第3弾として「TWE-Lite」を発売した(ニュース・リリース)。13.97mm×13.97mm×2.5mm、0.93g(アンテナは含まず)と1円玉よりも小さく軽いが、第1弾製品と同じく1kmの通信距離を確保した。

 同社はIEEE802.15.4/Zigbee無線通信モジュールの第1弾製品「TWE-001」を2010年7月に発表した。送信時電流14.6mAと低消費電力ながら、1kmの通信距離を実現している。第2弾製品の「TWE-001 STRONG」は2011年2月に発表した(Tech-On!関連記事)。28mAの送信時電流で、3kmを超える通信距離を確保している。

 「第1弾製品は工場内など主に屋内用途だが、災害検知向けなど屋外でも使いたいという要求に応えたのが第2弾製品である」(ワイヤレス事業部 ゼネラルマネージャーの齋藤弘通氏)。第1弾、第2弾とも低消費電力でも長い通信距離を実現したことが特徴で、多数の引き合いがあるという。例えば、開発キットはこれまでに500社に提供した。

 小型機器に使いたいという要求に応えたのが、第3弾である今回の新製品だ。体積は第1弾製品の1/5以下に、重さは1/4以下にした。一方で、通信性能(送信出力、受信感度、送信電流、受信電流、通信距離)は第1弾製品とほぼ同じである。「小型化したことで、これまでの産業用途だけではなく、民生用途が視野に入った」(齋藤氏)。

 大きさ、重さ以外にも民生対応の仕様は複数ある。例えば、今回のモジュールのボードへの実装方法。第1弾、第2弾はボードへねじ止めするため、人手作業が必要だった。新製品はリフロー方式で他の部品と一緒にはんだ付けできるなど、自動化ラインでの実装に対応できるようにした。

 また、ディープ・スリープ時の消費電流は第1弾/第2弾の1.3μAから0.1μAへと1/10以下にして、電池の延命化を図った。さらに、新製品では動作温度範囲を広げて、-40~+105℃とした。「105℃まで対応したことで自動車や工場内の高温な場所でも使えるようにした」(齋藤氏)。

 TWE-Liteのサンプル出荷は2013年5月8日から始めた。サンプル価格は1500円。量産は2013年6月から開始の予定。10万個発注時の単価は500円である。