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MK100ファミリの製品例 Continentalのデータ。
MK100ファミリの製品例 Continentalのデータ。
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 米Texas Instruments社と独Continental社は2013年5月6日(現地時間)に、ARM Cortexコア・ベースのセーフティ用途向けMCUの65nmフラッシュ・プロセスでの量産を始めたと発表した(ニュース・リリース)。このMCUは、Continentalの横滑り防止装置「MK100」ファミリ向けである。

 自動車業界は成熟した技術を使うことでよく知られているが、中でも制動系は保守的である。制動時の横滑り防止装置向けのMCUに、65nmのフラッシュ・プロセスが使われるのは今回が初めてだという。なお、このプロセスは、2011年9月に発表されたTIのセーフティ用途向けMCU「Hercules Safety MCU」(Tech-On!関連記事)の製造にも適用されている。

 量産が始まったMCUは、2つのCortexコアを搭載し、ロックステップ動作する。プロセサ・コアや他のバス・マスタに向けたメモリ保護、フラッシュ・メモリ向けECC、プラセサ・コア向けBIST、2つのコアの比較回路向け自己テスト、冗長構成が取れるタイマー群といった、セーフティ向け仕様が盛り込まれている。