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Atmel社のARMコア・ベース・マイコン・ファミリ 同社のデータ。
Atmel社のARMコア・ベース・マイコン・ファミリ 同社のデータ。
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SAM D20の機能ブロック図 Atmelのデータ。
SAM D20の機能ブロック図 Atmelのデータ。
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 米Atmel社は2013年6月17日(現地時間)に、英ARM社のプロセサ・コア「ARM Cortex-M0+」をベースとした新たなマイクロコントローラ・ファミリ「SAM D20」を発表した(ニュース・リリース)。同社はこれまでに独自コアのマイコン製品などに加えて、ARM7/9、Cortex-M3/M4/A5ベースにしたマイコンを市場投入してきたが、今回、ARMコア・ベースのマイコン・ファミリがまた1つ増えた。

 新製品のSAM D20はホーム・オートメーションや民生、スマート・メーター、産業用途など幅広い市場に向けた製品だとする。SAM D20の最初の顧客の1社として独Bosch Sensortec社がニュース・リリースで紹介されている。Bosch Sensortec社のインテリジェントな9軸センサーSiP「BNO055」(製品ページ)に採用された。

 SAM D20は最大48MHz動作のCortex-M0+に4K~16KバイトのSRAM、16K~256Kバイトのフラッシュ・メモリ、さらに様々な周辺回路を集積している。周辺回路としては20チャネル(入力)の12ビットA-D変換器やアナログ・コンパレータ、発振器、最大8つの16ビット・タイマー/カウンタなどに加えて、USARTやUART、SPI、I2Cとして使えるシリアル通信モジュール(SERCOM モジュール)を4~6つ内蔵する(製品により異なる)。さらに容量式タッチ・センサー・コントローラを集積しており、ボタンやスライダー、ホイールをサポートするほか、近接センサーとしても利用できる。

 パッケージは、32、48、64ピンのQFN/QFPを用意する。現在、128Kバイトのフラッシュ・メモリを内蔵して32ピンのQFN/QFPパッケージ封止の製品、256バイトのフラッシュ・メモリを内蔵し48/64ピンのQFN/QFPパッケージ封止の製品をサンプル出荷している。まもなく量産に入る予定だという。1000個購入時のチップ単価は、16Kバイトのフラッシュ・メモリを内蔵して32ピンQFNパッケージ封止の製品で、1.02米ドルからとなっている。

 評価キットとして「SAM D20 Xplained PRO」を39米ドルで「Atmel Store」に用意する。このキットは、64ピン・パッケージ封止で256Kバイトのフラッシュ・メモリを内蔵した「SAM D20」製品に、プログラマ/デバガをセットにしており、さらに必要なソフトウエアがプリロードされている。