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応用回路 中央が新製品。TIのデータ。
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新製品の機能ブロック図 TIのデータ。
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 米Texas Instruments社は、ダイナミックNFCタグ「RF430CL330H」を発表した(日本語版ニュース・リリース)。Bluetooth/Wi-Fi接続機器向けに、ペアリングやファームウエアのアップデートなどを簡単に行うことを狙った製品である。

 NFCのリーダー/ライターからはNFC Tag Type 4として見える。一方、ホストのマイコンなどとはSPI/I2Cで接続する。新製品が内蔵するSRAM(3Kバイト)にNDEF(NFC Data Exchange Format)形式でデータを書き込んだり、読み出したりできる。NFCのリーダー/ライターとのデータ転送速度は最大848Kビット/秒。13.56MHzのRFを使うISO-14443B準拠の無線通信を行う。待機時消費電流は4μAだという。

 TIはダイナミックNFCタグのRF430CL330Hと併せて、今回、「NFCLink NFC/HF RFID Firmware」も発表した。同社のMSP430シリーズやCortex-M搭載MCU、及びSitaraシリーズMPUに対応しているファームウエア・ライブラリで、同社のNFCトランシーバIC「TRF79xx」向けのアプリケーション開発を容易にするという。

 RF430CL330Hは14ピンのプラスチックTSSOP封止。すでに量産を開始しており、1000個発注時に1個あたり0.85米ドル(参考価格、以下同)。また開発向けに、RF430CL330Hを搭載したターゲット・ボード「RF430CL330HTB」を19米ドルで、このターゲット・ボードと「MSP-EXP430FR5739」実験ボードとを組み合わせた「ダイナミックNFCタグ評価キット」を54米ドルでそれぞれ提供する。また、NFCLink NFC/HF RFID Firmwareは、同社のWebページ)より無償でダウンロード可能である。