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C8051F85x/6xの機能ブロック図 Silicon Laboratories社のデータ。
C8051F85x/6xの機能ブロック図 Silicon Laboratories社のデータ。
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 米Silicon Laboratories社は、モーター制御に向けた8ビットMCUである「C8051F85x/6x」を発表した(ニュース・リリース)。大量購入時のチップ単価は30米セントと安価である。

 新製品は、リコモン・ヘリコプター/リコモン・カーや、PC、ファン、電動工具、小型家電機器などに使われているDCブラシレス・モーターの制御に向ける。また、家電製品や産業機器の電源や充電器、セットトップ・ボックス、プロジェクタ、照明器具、光通信モジュールなどにも使える。車載半導体の品質規格「AEC-Q100」に準拠しており、パワー・ウィンドウやパワー・シートといった自動車のいわゆるボディ機器にも利用することができるという。

 C8051F85x/6xに搭載される8051コアの動作周波数は最大25MHzである。競合製品と比べて50%高速なため、これで例えば、より高精度なPWM制御が可能とする。2K~8Kバイトのフラッシュ・メモリ、過電流保護機能を備えた3つのPWMチャネル、12ビットA-D変換器、2つのアナログ・コンパレータ、電圧リファレンスなどを内蔵する。さらに、24.5MHzと80kHzの発振器、温度センサーなどを集積している。外部インタフェースとして、I2C、SPI、UARTを備える。動作温度範囲は-40℃~+85℃または-40℃~+125℃である。

 パッケージは、3mm×3mmの20ピンQFN、24ピンQSOP、16ピンSOICを用意する。すでにサンプル出荷と量産は始まっている。1万購入時のチップ単価は0.40米ドルから。開発キットとして「C8051F850-B-DK」を64米ドル、スタータ・キットとして「ToolStick850-B-SK」を9.90米ドル(どちらも希望小売価格)で用意している。