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新製品の「CY8CMBR2110」 Cypressのデータ。
新製品の「CY8CMBR2110」 Cypressのデータ。
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 米Cypress Semiconductor社は、2013年8月6日(現地時間)に、静電容量式タッチセンサー・コントローラ「CapSense Express」の新製品「CY8CMBR2110」を発表した(ニュース・リリース)。最大10個の静電容量式ボタンおよび最大10個の表示用LEDを制御可能である。

 同社は、今回、新製品のCY8CMBR2110向けに「EZ-Click Customizer」と呼ぶ開発用ソフトウエア・ツールも同時に発表した。GUIベースのツールで、ICの構成を指定したり、LED表示やブザーの設定も可能である。さらに、ICへのフィードバックを表示したり、ラインにおけるテストにも利用できるという。

 CapSense Expressは、同社のCapSenseの中でも対応可能なセンサー数が少ない製品群だ。今回の新製品のほかに、マトリックス・キーパッド向けの「CY8CMBR2016」、10ボタン・コントローラの「CY8CMBR2010」、4ボタン・コントローラの「CY8CMBR2044」などがある。

 このうち、CY8CMBR2010は新製品と同じく最大10個のボタンに対応しているが、ICの構成方法に違いがある。新製品のCY8CMBR2110は、ホストがI2Cインタフェース経由でレジスタを設定して構成する。一方、既存のCY8CMBR2010は外部レジスタで構成が決まり、I2Cインタフェースは不要である。

 同社によれば、CapSense Express製品に共通する特徴は以下の通りである。まず、低消費電力で動作すること。動作時消費電力は1ボタンあたり15μA、Deep-Sleepモードでは100nAと小さい。動作電圧範囲は1.71V~5.5Vと広く、かつボタン電池一つでも動作可能である。また同社が特許を持つCSD(CapSense Sigma Delta)と呼ぶ技術を使うことで、高いノイズ耐性を備えているとする。

 CY8CMBR2110は32ピンQFNパッケージ封止で、すでに量産中である。