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今回の製品を載せたサブボード「TMDSCNCD28027F」 TIのデータ。
今回の製品を載せたサブボード「TMDSCNCD28027F」 TIのデータ。
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 米Texas Instruments社は2013年8月22日(現地時間)に、同社の3相モーターの正弦波駆動向け支援技術「InstaSPIN-FOC」を搭載したMCUの廉価版を発表した(ニュース・リリース)。同社のMCU「C2000 Piccolo F2802x」のマスクROMにInstaSPIN-FOCを搭載したチップである。

 InstaSPIN-FOCを搭載したMCUの第1弾は2013年2月に発表されている(Tech-On!関連記事1)。「C2000 Piccolo F2806x」のマスクROMにInstaSPIN-FOCMCUを搭載した製品で、1万個発注時のチップ単価は6.12米ドル(米国における参考単価、以下同)だった。一方、F28026FとF28027Fをベースにした今回の製品は1万個発注時のチップ単価は4.03米ドルであり、3割以上安価になった。

 TIによれば、今回の製品を大量発注した場合の価格は約2米ドルになるという。低価格が要求されるモータ制御アプリケーション、具体的には洗濯機やコンプレッサ、ポンプ、ファン、電動自転車、工具、ランニング・マシン、ミシン、電動リフト、ホビー用モーターなどの制御に最適だとする。

 今回の製品はすでに量産を開始している。開発環境としてオンラインの「InstaSPIN-FOCシミュレーション・ツール」(Tech-On!関連記事2)が無償で公開されているほか、今回の製品を載せたサブボード「TMDSCNCD28027F」を69米ドルで用意した。このサブボードは第1世代製品の発表の際に紹介された、高電圧モーター制御キット「TMDSHVMTRINSPIN」(699米ドル)に添付されるようになった。また、同サブボードは、低電圧モーター制御キット「DRV8312-69M-KIT/DRV8301-69M-KIT」(299米ドル)とも一緒に使える。