PR
ARMのロゴが加わったSensinodeのホームページ
ARMのロゴが加わったSensinodeのホームページ
[画像のクリックで拡大表示]

 英ARM社は2013年8月27日(現地時間)に、フィンランドのSensinode社を買収したと発表した(ニュース・リリース)。SensinodeはInternet of Things(IoT)に関連したソフトウエア技術や製品を持つ。買収金額は非公開。

 Sensinodeは低コスト/低消費電力の機器など向けに6LoWPANやCoAP関連のソフトウエア・スタックを提供している非上場企業。IETF(Internet Engineering Task Force)やZigBee IP、ETSI(European Telecommunications Standards Institute)、OMA(Open Mobile Alliance)における主要なコントリビュータだという。ARMによる買収後、Sensinodeは「ARM Finland社」として存続し、ソフトウエア・スタック「NanoStack」やサービス「NanoService」の提供を、既存及び新規顧客に対して続ける。

 今回の買収により、ARMは2020年に300億台規模になると言われるIoT市場に向けたソリューションを提供可能になるという。例えば、Coretex-Mプロセサ・コアをベースのMCUやそれを搭載したプロジェクト「mbed」に、NanoStackやNanoServerを組み合わせる。これで、ワイヤレス・センサーやスマート・コネクテド・アプライアンス、ホーム・ヘルス・アプリケーション、ウェアラブル・デバイスを含む多数の新たなアプリケーションの基盤を提供できる。

 また、Sensinodeの技術はM2Mアプリケーションにも寄与するという。例えば、携帯電話回線とOMAの規格「OMA Lightweight M2M」を利用したM2Mに同技術を適用できる。