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図 Qualcomm社が発表したスマートウオッチ「Qualcomm Toq」
図 Qualcomm社が発表したスマートウオッチ「Qualcomm Toq」
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 米Qualcomm社は、反射型ディスプレイ「Mirasol」を搭載したスマートウオッチ「Qualcomm Toq」(クアルコム トーク)を発表した(英文の発表資料)。「スマートフォンの第2のディスプレイ」(Qualcomm社)として利用することを想定した腕時計型の端末で、2013年第4四半期にQualcomm社が一般向けに発売する。

 MirasolはMEMS技術を用いる反射型のカラー・ディスプレイで、バックライトが不要なため消費電力を小さくできる利点がある。Toqの電池駆動時間は「数日間」(Qualcomm社)に上るという。充電は、Qualcomm社の無線給電技術「WiPower LE」を用いて行う。長時間の駆動が可能な上、充電も「ドロップ・アンド・ゴー」(Qualcomm社)で行えるため、電源ボタンは設けなかった。常時オンで利用することを想定する。

 なお、2013年5月の「SID 2013」において、Qualcomm社はMirasolを搭載した腕時計型端末の試作機を出展していた(Tech-On!の関連記事)。その試作機に搭載されたMirasolディスプレイは1.6型で600×600画素のものだった。

 スマートフォンとの通信にはBluetoothを用いる。Android 4.0.3以降を搭載したスマートフォンに対応しており、スマートフォンの着信やメッセージ受信、スケジュールなどの通知を受け取れる。また、Android用アプリケーション・ソフトウエア(以下、アプリ)の開発者は、Qualcomm Innovation Center社が開発した機器間通信のフレームワーク「AllJoyn」を用いて、アプリからQualcomm Toqに通知する機能を実装できる。

 Qualcomm社が公開したToqの仕様は次の通り。重さは0.2ポンド(約91g)で、フェース部分の外形寸法は43.3mm×47.6mm×9.96mm。Mirasolディスプレイは1.55型で、288×192画素である。

■変更履歴
Qualcomm社からToqの仕様に関する情報を得ましたので、最終段落を追記しました。これに伴い、第3段落から「Toqに搭載したMirasolディスプレイの仕様は明らかにしていない。」との文章を削除しました。記事は変更済みです。