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インデクサを集積したステッピング・モーター用プリドライバIC
インデクサを集積したステッピング・モーター用プリドライバIC
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 米Texas Instruments(TI)社は、最大256のマイクロステップに対応したインデクサ(indexer)を集積したステッピング・モーター用プリドライバIC「DRV8711」を発売した(ニュースリリース)。モーターを直接駆動するnチャネルMOSFETは外付けで用意する。こうした構成を採用することで、「発熱量を最小に抑え、設定可能な出力電流範囲の柔軟性を競合他社品に比べて20%高めることができる」(同社)という。バイポーラ型のステッピング・モーターのほか、2つのブラシ付きDC(直流)モーターを駆動できる。オフィス機器やFA機器、繊維機械、監視カメラ、ロボットなどに向ける。

 PWM制御方式を採用する。nチャネルMOSFETを駆動するゲート・ドライバ回路の出力電流は、シンク(吸い込み)時に400mA(最大値)、ソース(吐き出し)時に200mA。モーターをスムーズに回転させるために、適応型ブランキングタイム機能や、複数の電流ディケイ(decay)・モードを用意した、電流ディケイ・モードは、スローとファスト、ミクスド、オート・ミクスドである。制御用インタフェースは、PWMとSTEP/DIR、SPI。マネジメント用インタフェースはSPIである。ストール状態を検出する機能を搭載した。

 過電流保護機能や過熱シャットダウン機能、低電圧ロックアウト(UVLO)機能などを備える。電源電圧範囲は+8~52V。パッケージは38端子HTSSOP。パッケージは-40~+85℃。1000個購入時の米国での参考単価は2.75米ドルである。評価モジュール「DRV8711EVM」も用意している。