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電圧/電流の設定速度を高めた1kW/2kW出力のシステム電源装置
電圧/電流の設定速度を高めた1kW/2kW出力のシステム電源装置
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 アジレント・テクノロジーは、電圧/電流の設定速度を高めたシステム電源装置「N6900/N7900」を発売した(ニュースリリース)。出力容量はいずれも1kW品と2kW品を用意した。同社は、発売したシステム電源装置を「APS(アドバンスト・パワー・システム)」と呼ぶ。電圧/電流の設定速度は、「標準的なシステム電源装置と比べると100倍高い」(同社)という。具体的には、コマンド処理時間は2ms(最大値)、プログラミング可能な印加電圧の最小立ち上がり/立ち下がり時間(アップ/ダウン・プログラミング時間)は500μsである。このため、「テスト時間の大幅な短縮が可能になる」(同社)という。

 電圧/電流の設定機能の他、電圧と電流、蓄積電力、電力効率の測定機能も備える。電圧/電流測定の精度は18ビットである。2象限動作が可能なため、電源と電子負荷の両方で利用することが可能だ。最大5台の電源を並列に接続して動かすことができる。従って、2kW品を5台並列に接続すれば最大10kWの出力が可能になる。被測定物(DUT)の損傷を防ぐ保護機能を搭載した。

 N6900とN7900の違いは、性能や機能にある。性能については、電圧電流のプログラミング精度が、N6900は14ビットなのに対して、N7900は16ビット精度。アップ/ダウン・プログラミング時間は、N7900は前述のように500μsだが、N6900は3msである。機能については、N7900には、低電流測定レンジ機能やシームレス電流測定機能、V/IVデジタイザ機能、外部ロギング機能、任意波形発生機能、出力リレー機能などを搭載した。N6900にはいずれも搭載していない。

 1kW品の外形寸法は奥行き568.7mm×幅426.9mm×高さ44.45mmで、1Uラックに収められる。2kW品は、奥行き633.2mm×幅426.9mm×高さ88.1mmである。価格は61万4000円(税別)から。出荷は2013年11月に開始する予定である。