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16レーンに対応したPCIe 3.0準拠のリタイマIC
16レーンに対応したPCIe 3.0準拠のリタイマIC
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 米Integrated Device Technology(IDT)社は、16レーンに対応したPCI Express 3.0(PCIe 3.0)準拠のリタイマIC「89HT0832P」を発売した(ニュースリリース)。1レーン当たりの最大データ伝送速度は8Gビット/秒。従って、IC全体のスループットは256Gビット/秒に達する。同社によると、「16レーンに対応したPCIe 3.0用リタイマICの製品化は業界初」という。コンピュータ機器やストレージ機器、通信機器などに向ける。

 発売したICのレシーバ(受信回路)部には、連続時間のリニア・イコライザ(CTLE)と、5タップのディシジョン・フィードバック・イコライザ(DFE)、クロック・データ・リカバリ回路(CDR)を搭載した。これらを使うことで、ランダム・ジッター(RJ)とデターミニスティック・ジッター(DJ)を低減できる。すなわちトータル・ジッター(TJ)を抑えられるわけだ。トランスミッタ(送信回路)部には、ブースト機能やプリシュート機能、デエンファシス機能を搭載した。I2Cインタフェースや、JTAG CSRインタフェースを備える。パターン・ジェネレータ/チェッカ機能やオンダイ・スコープ機能などを用意した。

 パッケージは、実装面積が13mm×20mmでボール(端子)・ピッチが0.8mmの345端子FCBGAと、実装面積が15.5mm×24mmでボール(端子)・ピッチが1.0mmの345端子FCBGAを用意した。すでにサンプル出荷を始めている。価格は明らかにしていない。