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「WPC1.1」仕様に対応したワイヤレス充電用トランスミッタIC
「WPC1.1」仕様に対応したワイヤレス充電用トランスミッタIC
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 米Texas Instruments(TI)社は、「WPC(Wireless Power Consortium)1.1」仕様に対応したワイヤレス充電用トランスミッタICの第2世代品「bq500212A」を発売した(ニュースリリース)。いわゆる「Qi(チー)」規格に準拠する。特徴は、外付け部品が5個少ないことである。2個のパワーMOSFETモジュール(例えば、TI社の「CSD97376」)などを用意すればよい。同社によると、「競合他社品では15個の外付け部品が必要だった。従って、今回のICを使えば、外付け部品を1/3に減らせる」という。スマートフォンやスマートウォッチなどの携帯型電子機器に向ける。

 電源電圧は+5V。USPポート、もしくはACアダプタによる給電を想定している。送電電力は最大5W。対応する送電コイルは、WPCにおいて仕様化された「Power Transmitter design A5」と「A11」である。WPC1.1で追加された異物検出(FOD:foreign object detection)機能のほか、近接した金属によって伝送効率が低下したことを検出するPMOD(parasitic metal object detection)機能を搭載した。

 レシーバが充電ポッドに置かれていないときのスタンバイ電力は100mW(最大値)、レシーバへの充電完了後のスタンバイ電力は50mW(最大値)である。充電ステータスやフォールト・ステータスを出力するLED表示機能を搭載した。共振コンデンサには、X7Rタイプの積層セラミック・コンデンサを適用できる。このため、コストを削減できるという。パッケージは、実装面積が7mm×7mmの48端子QFN。動作温度範囲は-40~+110℃。1000個購入時の米国での参考単価は2.78米ドルである。