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「chipKIT Pi」 Microchipのデータ。
「chipKIT Pi」 Microchipのデータ。
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 米Microchip Technology Inc.は9月17日(現地時間)、同社が米Digilent社と共同開発したArduino互換の開発ボード「chipKIT」シリーズに、「Raspberry Pi」向け拡張ボード「chipKIT Pi」を追加した(ニュース・リリース)。新製品は、シンガポール element14社との共同開発品で、Raspberry Piの上に載せて利用する。

 chipKIT Pi上にはMicrochipの32ビットMCU「PIC32」が搭載されている。今回、ArduinoとchipKITのコミュニティのボランティアとMicrochipのエンジニアが協力して、無償のIDEである「chipKIT MPIDE」を拡張した。これによって、Arduinoスケッチベースのアプリケーションを、そのままRaspberry PiのOS上で動作させることができるようになったとする。

 またchipKIT Piは電気的な互換性を取るのにも寄与する。Raspberry Piに搭載されたプロセサ・チップは3.3V動作で、外部I/Oや各種通信インタフェースも3.3Vで稼働する。一方Arduinoは5V動作の8ビットMCUがベースであり、両者間を接続しようとすすと、ユーザーは電圧変換回路を用意する必要があった。今回のchipKIT Piは、そのような変換回路を利用しなくても、直接Raspberry Piに接続できるという。

 element14はchipKIT Piを28米ドルで2013年9月の最終週に販売開始の予定である。microchipDIRECTからも購入可能。またchipKIT Piに対応したバージョンのMPIDEはすでに無償でダウンロード可能である。